クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 出来事の連鎖。一つの出来事から次の出来事が、そして次の出来事が引き起こされるということがある。最初の出来事がなければ、起きない出来事がいくつもあることになる。

 クリスマスの行事が終わったら、骨休みに一泊で温泉に行くことにしていた。帰りに娘の所に寄って昼食をごちそうになった。帰り際、コンサートの案内を受けた。岩淵まことさんの演奏会。無料。夜、雪が降る日だったが、出かけた。落ち着いてクリスマスを祝うコンサートで心が満たされた。もし温泉に行くという計画を立てなければ、コンサートに行くことはなかった。


 テレビで『チームバチスタの栄光』というドラマが放映された。連続ドラマで毎週火曜日放映された。以前、娘から面白いよ、と原作を薦められていたので、ドラマを見ることにした。ところが用事である週、見ることができなかった。それで本を買って筋を追うことにした。そして先に本は読み終わった。ドラマは、終盤で原作を離れて脚本家が自由に話を作っていたので、最後まで面白く見ることができた。原作者、海堂尊氏の本を続けて読みたくなり、『ナイチンゲールの沈黙』『螺鈿迷宮』を読み終えた。『螺鈿迷宮』は不思議な感動を覚えた。妻からどんな感動なの、と聞かれたが、一口では言い表せないので、話さなかった。多分、その感動は、死を覚悟してまでも重荷を負って生きていく人間の姿に対する感動かもしれない。そして今、『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読んでいる。テレビドラマを見なければ、読まなかった何冊かの本。


 週報に、教会の主題聖句についても黙想を3回ほど書いた。人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きる、が主題聖句。そこであらためて考えたのが「生きる」とは何か、である。ディボーションをしていて、『人生を導く五つの目的』(リック・ウォレン)の本を思い出し、彼は生きることについて何と言っているのかを確認することにした。そして読んでいる内に、この本をきちんと読み、この本を信徒教育で用いてはという導きを受けた。一方、一ヶ月ほど前から、マインドマップという発送術について関心が与えられ、それについての本を読み、マインドマップのソフトがあることが分かり、このソフトを用いて、本の内容をまとめるとわかりやすくまとめられることがわかっていた。マインドマネージャーというソフトを使って今、『五つの目的』読みながら要約を作っている。


 生活の中で起きることが結びあわされていることを知るのは興味深いし、神に導かれていると思わされる。『五つの目的』は以前に購入して、一度読み始めたが放り出した。今、読むべき時が来たことを思う。