■

　気分転換に山に行く。ところが目にするのは雪景色。金沢から一歩でると畑は雪一面の景色がある。山の麓でのんびり弁当を食べるつもりになる。しかし、トンネルと抜けるとそこは、雪が少なく、行けるのでは？と思い、登れるところまで登ることにした。予定した山頂の手前で引き返す。雪のため道が分からない。たかだか40分の登山。日当たりの良い場所で昼食を取る。妻とおしゃべりをしながらである。「昨日の説教は、自分のための説教であったことをしみじみ思う。土曜日に自分の気持ちを神様に祈ったが、その答えが実は昨日の説教であった」と妻に語り、「気持ちの整理がついた」と話す。

　ホトトギスの鳴き声を聞きたくても鳴かないときどうするか。

• 鳴かぬなら、切ってしまえホトトギス（織田信長）
• 鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス（豊臣秀吉）
• 鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス（徳川家康）

　三人の権力者の性格を言い表したものとして知られている。僕自身は、徳川家康的な態度が良いと自分に言い聞かせる。長年聖書を読み、変えられてきたと思うが、罪がこびりついていることを思う。気がつくたびに、それを一つ一つはがして、神の国を目指す旅をする。