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医員が病人を救えば
病人もまた医員を救う。
一人の病人を救うたび、
欲望や邪悪な心から救われるのだ。
だがおまえは、病人は救えたのに
自分自身は救えなかった。

韓国ドラマ、ホジュンの台詞から。主人公ホジュンが権力者の妻を癒した時、その人から科挙の合格を約束された紹介状を受け取った。そのことを知ったホジュンの医術の師は、彼を波破門した。出世に目がくらんだホジュンを医員の資格なしと破門した。その時、出家した元医員から言われたのが引用した言葉。牧師にも通じる言葉だと思った。牧師も信徒を愛し、信徒をその苦しみから自由へ導き出す時、牧師もまた自由にされることを思う。