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隠退牧師 holala によるブログ

 第12日 神との友情を育む

暗唱聖句

「神に近づきなさい。そうすれば、神もあなた方に近づいてくださるのです」(ヤコブ:8a)

1.要約1

どれだけ神と親しくなれるかは、あなたの選択にかかっています。
神との友情を築くための残りの四つの原則は次のものです。

  1. 神に対して正直になることを選び取らなければならない。
  2. 信仰によって神に従うことを選び取らなければならない。
  3. 神が大切にしておられるものを大切にしなければならない
  4. 他の何にもまして神との友情を願い求めなければならない。


2.要約2

 神との友情を深めていくためには努力をしなければなりません。

  • それを心から願い、
  • そのために時間を割き、
  • 神に対して自分の正直な気持ちを打ち明け、
  • 神に何かするように言われた時には神に信頼してそれを行い、
  • また神が大切にしておられるものを大切にすることを学ばなければなりません。

 

(1)神に対して正直になることを選び取らなければならない

 神との友情を深める第一歩は、全く正直になることです。それは、自分の失敗も感情も包み隠すことなく、神に打ち明けることを意味します。

 神はあなたが

  • 完璧であることを求めてはいない
  • いつも正直であることを強く求められる
  • 率直にものを言うことも奨励される。

 神に対して正直に、自分の本当の気持ちを打ち明けなければなりません。


 神は万事を益とされるとの信仰がないと、神に対する苦々しさが生じ、神との一致が崩れる。苦々しい思いの解決の仕方は

  • 神は、あなたの最善をいつも考えて行動しておられると悟ること。
  • それがつらく、理解しがたくとも、神のその姿勢に代わりはないと悟る
  • 憤りを放棄し、自分の気持ちを正直に言い表す

神に対して正直になるための手引き書は、詩編


(2)信仰によって神に従うことを選び取らなければならない

 どんな時にも神を信じ、神の言われた通りに行動する時、あなたの神との友情は深められます。神は愛に満ちた私たちの指導者であって、私たちはこの神に従う者たちなのです。

神に従う理由

  • 義理、恐れ、強制ではない
  • 神を愛しているから
  • 神が私たちの最善を知っていると信じているから
  • キリストがして下さったすべてのことに対する感謝の気持ちからキリストに従いたいと思う。

小さなことに従順であることが大切

  • 小さな機会は毎日ある
  • 真実を語る、親切にする、人を励ます
  • 祈りや賛美よりも、神は小さな従順を喜ばれる
  • 従順な生活が喜ばれる。

(3)神が大切にしておられるものを大切にしなければならない。

 友達とは、互いに相手が大切なことは自分も大切にするということです。

 神との友情が深まるほど、神が関心を持っておられることに関心を寄せるようになり、神が悲しまれることを悲しむようになり、神が喜ばれることを喜ぶようになるのです。

 神が最も心にかけているものは神の民の贖いです。神の友として、神が心にかけておられる周りの人たちに心を配らなければならないし、神の友は、他の人たちに神のことを伝えます。



(4)他の何にもまして神との友情を願い求めなければならない

 実際、神にどれほど近づくことができるかは、あなたの選択にかかっています。

 ダビデは、何よりも神を知ることを求めました。ヤコブは、祝福を求めて神と格闘しました。パウロもまた、「神を深く知るように」と祈っています。神との親しい友情は、偶然の結果ではなく、選択の結果です。

 あなたはそれを意図的に求めていかなければなりません。あなたは本当に、何にもまして神との友情を求めておられるのでしょうか。それはあなたにとって、どれほど価値のあるものでしょうか。

*神は時に、あなたに痛みを経験させます。それは、霊的昏睡状態より目覚めさせるために神が採られる方法です。


 最も重要な関係

 神との友情を育むこと以上に重要なものは他にありません。神との関係は永遠に続きます。あなたがどれほど神と親しくなれるかは、あなたの選択にかかっているのです。


3.テキストを読んでの感想。

 結論にあった、「神との友情を育むこと以上に重要なものは他にありません」というのはその通りだと考えるし、最優先で育みたいと思う。11日目、12日の学びで六つの原則が書かれていたので、これを実行したいと思う。何にもまして神との友情を願い求めなければならないとあるので、日々の祈りの中で、このことを宣言したいと思う。この学びで教えられたが、神との契約書を書いてみたいと思う。



4.熟考するポイント

 「私がどれだけ神と親しくなれるかは、私の選択にかかっています」。

 これもその通りだと思う。そしてこれが難しい。しかし、選択するかしないか、道は二つに一つであり、中途半端な選択はしないに等しい。三日坊主になっても、選択し続けることが大切だ。悔いのない信仰生活のために、下手するとこれがラストチャンスになるかもしれないので選択し続けたい。


5.考えてみよう

 「神とさらに親しくなるために、今日私が実際にできる選択は何でしょうか」。

 まずは、神との契約書を書いてみたい。六つの原則を暗記し、日々唱えていきたい。ちょうど会社の朝礼で社員が何事かを唱和するように、自分は神との友情を築く者であることを告白していきたい。今日できる選択、それは、六つの原則をICレコーダに録音する。暗記する。