新しく便利な道具が出てきます。色々な場面で機械化、自動化がなされています。老いた者には利用することへの不安、ためらいが生まれます。
たとえばスマホ。身近な人との連絡では LINE というアプリがあります。ちょっとした連絡にはとても便利です。メッセージのやりとりだけならいいのですが、別な機能を使うとなるとお手上げです。調べればよいのかもしれませんが、おっくうです。
先日神奈川県の川崎まで行く用事があり、前もって切符を買うべく駅の窓口に並びましたが、10人以上並んでいます。それで新幹線の切符を買うための券売機を利用することにしました。まず京都から横浜までの特急券を買うことができました。次は川崎までの乗車券。券売機を操作すると「販売できません」とのメッセージ。後から分かったことは、京都から横浜まで乗車券を買えば、川崎まで乗車できることが分かりました。
先日は、乗り越しの精算機を利用しようとしたら、ボタンを押して係員に連絡してくださいとのメッセージが出ました。何がいけないのか駅員さんに聞きましたが、「わかりません」。
機械化、自動化で便利になりましたが、使いこなせない自分には不安が付きまとうことになります。
でも消極的になりすぎてはいけない、と自戒しました。日々の生活の中で、適度の緊張感、刺激は脳には必要なのではないかと考えたからです。
