クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 21〜22日にかけて山に行きました。教会の登山同好会のメンバー四人で一泊二日の山行です。立山の室堂から出発し奥大日ガ岳、大日岳、大日平、称名の滝というコースでした。最初はよかったのですが、途中からすっかりバテてしまいました。リーダが私の荷物を持ってくださり、そのおかげで歩き通すことができました。自分の体力のなさを痛感しました。


 しんどい山行でしたが、登山道の両脇には、高山植物が咲いていて目を楽しませてくれました。特にスミレ! オオバキスミレキバナノコマノツメの黄色いスミレが可憐な姿を見せてくれてうれしかったです。二日目は、ミヤマツボスミレという高山に咲くスミレを見ることもできました。バテ気味の私ではなく、仲間が「ほら、ここにスミレが」と教えてくれてスミレを楽しむことができました。


 バテてしまった僕の荷物を代わりに背負ってくれてリーダー、僕のペースに合わせて歩いてくれた仲間には本当に感謝でした。最後は、少し朦朧としました。リーダーが「一番頑張りましたね」と励ましてくれたのがうれしかったです。リーダーは弱い人の重荷を負う責任があることを改めて教えられました。今回は弱い立場に身を置き、自分の荷物を負ってもらうことになりました。申し訳なさと同時に、喜んで負ってくださる気持ちのありがたさを感じたことでした。


 辛い時は気持ちが大事であることも改めて感じました。体はへばっても気持ちで歩くことができました。それはひたすら忍耐ですが、その忍耐をすることができて、よかったです。リーダーは私が「もう歩けない」としゃがみ込んでしまうことを心配していたようです。そうなったら大変です。何とか歩き通せてほっとしました。帰りは温泉に立ち寄り、体をいやして帰宅しました。