クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 空は曇り空。朝の礼拝は、夏期学校に食事を作る奉仕に参加して下さった方の証し。「私の目にあなたは価高く尊い」という聖句に基づく証し。子どもたちにも伝わったと思う。二日目は、海に行くことになっている。バスで30分ほどの海岸に行く。空は曇り。雨は降る様子がないので安心だが、海の水は冷たい。子どもたちは、海に入って遊んでいたが、早めに海から上がった。今回、青年が参加していて、彼は泳ぎは得意で沖の方へ泳いでいった。普段運動をしているわけではないので、足がつったりとか、何かの拍子で事故にならなければ、との思いで見守る。つい心配になり、水泳担当の人に、遠くに行かないようにして下さいと声をかけた。事故が起きて、責任者として自分が謝罪をしている場面などが浮かんでくる。妄想と言えば妄想であるが、現実になりかねない妄想ではある。


 戻って昼食、分級、閉会礼拝。そして帰途につく。帰りに柳田温泉によるのは恒例。今回のテーマは、「君の価値はどれくらい」。メッセージとして伝えることができて、よかったと思う。婦人会の方たちの食事奉仕、壮年の方たちも火を起こしたり、夏期学校の無事を見守って下さり、教会員の支えによって無事に行えて感謝。


 南木佳士さんの『海へ』を読み終わる。彼自身の経験を踏まえながらの小説。彼の小説は日常生活をきちんと観察して映し出す。時間の流れはゆっくりで、読んでいると心が落ち着く。物語にストーリーがあってクライマックスに至るというわけではない。日常生活を切り取って丁寧に描く。僕もそんな風に、ゆっくりした時間の中に生きていきたいと思う。