朝、ヨシュア記を読む。今日で読み終わる。ヨシュアが亡くなり、葬られたという簡単な記述が心にしみる。ヨシュアが、イスラエルの民に仕える神を選びなさいと告げたことも印象に残る。エジプトから救い出してくださった神を信じなさいと命じないで、自分が信じる神を選びなさいと、民に選択の自由を与えている点は、共感を感じる。僕も信徒に対して、選択はあなたの自由と語る。
午前中は、地域集会。夫婦は互いに愛し合うもの、というテーマで笑いながら、真剣に和やかに話し合った。昼食を一緒に。家庭を開放してくださった方の手作りの料理とお菓子。おいしくいただいた。帰って、説教テキストの黙想の続き。詩篇23篇。週報の作成。
明日は、教会の登山同好会で山に行く予定。しかし天気予報によれば午後から雨。どうなるかと心配していたが、会長から、近場の山に計画変更のメールが来て安心。近場の山とは医王山。地元の人はイオウゼンと呼ぶ。夜も黙想を続ける。10時で終わる。
先日南木佳士さんの『阿弥陀堂だより』を読み終えたが、ツタヤで借りてきた『阿弥陀堂だより』の映画を見た。味わい深いものだった。阿弥陀堂だよりとは、主人公が暮らす村の広報誌にあるコラムで、阿弥陀堂の堂守りのおばあさんの語る短い言葉。目先のことにとらわれるな、と人はいうが、自分は野菜を育てるという目先のことだけを行い、よそ見をしてほかのことを考えなかったから長生きしたという面白い発想の文章が心に残る。妻は長野県の田舎育ちなので、映画に出てくるような場面を経験しているが、僕は都会育ちなので、田舎の暮らしはああいうものかと思いながら見た。この文章をブログにアップしたら、12時。早く寝よう。