クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

安倍首相の政治姿勢の特徴は何か、と考えます。


第一に他者の声に耳を傾けない。それは靖国参拝で顕著となりました。側近が諫めるのも聞かずに参拝したそうです。アジアの緊張関係を生じさせないようにとの意見を無視しました。アメリカ政府の失望を招きました。集団的自衛権の問題でもそうです。まず結論ありきです。

第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい』(マタイ福音書22章39節)

主イエスは、隣人を愛することを重要な戒めを語りました。他者の声に耳を傾けない、これは隣人愛に背いています。神の前には大きな罪です。


第二に唯我独尊。自分だけが正しい、との思い込み、自信。このために他者の意見を聞くができません。自分の考えに任せておけばいい、自分に従いなさいとの傲慢な姿勢が生まれてきます。聖書は至るところで傲慢を諫めています。


彼の著書に『新しい国へ 美しい国へ 完全版』(文春新書)があります。そこに書かれている持論を彼は次々に実現しようとしています。政治家としての彼に日本の行方を任せたら、この国は<美しい国>であるどころか、独裁国家になってしまいます。戦時中の軍部独裁の時代が来るのではないかと案じるのは決して杞憂ではありません。もちろん軍国主義の国家になるわけではありませんが、別な形での独裁国家になり、国民は権力者に無言の服従を強いられることになりかねません。格差社会に生きることを強いられるのも、独裁国家の一つの形かも知れません。私は危機感を感じています。それ故に、まことの神を宣べ伝える教会の働きが、神から委ねられた働きとしてますます必要であることを思わされます。

里山の平栗で散策しているとあれ!?

↑霜柱がつぶれる音がします。なんか懐かしい。子供頃、畑の霜柱を踏みつぶしたことを思い出します。