クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

明日を導かれる神

 新型コロナ感染は教会にも大きな影響を与えています。インターネットを利用した礼拝中継を行い、人々が礼拝に集まることを抑制している教会も多くあるように感じます。そんな中で親しい牧師たちから、神さまの導きを見る思いがしたという話を聞き、うれしく思いました。神さまは私たちを導かれる神です。

 神さまの導き、ということで思い出すのはアブラハムです。彼はある日、神の呼びかけを聞くのです。

創世記12:1
主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。

 アブラハムは、神が示す地に向かう旅を始め、彼の新たな歩みが始まりました。神の導きを受け入れ、それに従い、彼は新しい人生を歩みました。彼は神の民イスラエル民族の祖先となりました。神の導きを受けて歩んだ人物にモーセがいます。彼は羊を連れて荒野に行きましたが、そこで神の導きを受けます。

出エジプト3:7~10
主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみをつぶさに見、追い使う者のゆえに叫ぶ彼らの叫び声を聞き、その痛みを知った。それゆえ、わたしは降って行き、エジプト人の手から彼らを救い出し、この国から、広々としたすばらしい土地、乳と蜜の流れる土地、カナン人、ヘト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の住む所へ彼らを導き上る。見よ、イスラエルの人々の叫び声が、今、わたしのもとに届いた。また、エジプト人が彼らを圧迫する有様を見た。今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ」。

 モーセは神に選ばれ、イスラエルの民をエジプトから連れ出す働きへと神から呼びかけられ、その呼びかけに応えて歩みました。彼もまた神の導きを受け、新たな人生を歩んだのです。イスラエルの王ダビデは、ペリシテ人との戦いをしました。彼は戦いのつど、どのように戦ったらよいのか神に導きを求め、勝利をしました。いつも神の導きに従って戦い勝利しました。連戦連勝の歩みをしたのです。

サムエル記下5章17~19節
ペリシテ人は、ダビデが油を注がれてイスラエルの王になったことを聞いた。すべてのペリシテ人が、ダビデの命をねらって攻め上って来た。ダビデはこれを聞いて要害に下った。やって来たペリシテ人はレファイムの谷に陣を広げた。ダビデは主に託宣を求めた。「ペリシテ人に向かって攻め上るべきでしょうか。彼らをこの手にお渡しくださるでしょうか」。主はダビデに答えられた。「攻め上れ。必ずペリシテ人をあなたの手に渡す」。

サムエル記下5章22~25節
ペリシテ人は再び攻め上り、レファイムの谷に陣を広げた。ダビデが主に託宣を求めると、次のように答えられた。「攻め上らず、背後に回れ。バルサムの茂みの反対側から敵に向かえ。茂み越しに行軍の音を聞いたら、攻めかかれ。主がペリシテの陣営を討つために、お前に先んじて出陣されるのだ」。ダビデは主の命じられたとおりに行動し、ゲバからゲゼルに至るまで、ペリシテ人を討ち滅ぼした。

 私もまた、神さまの導きをいただき、その導きに従って歩みたいと願っています。私は教会員の方が、過去を振り返ると神さまに導かれてきたことを思う、と語られるのを何度も聞きました。それは感謝なことです。でも私は、私の明日を導く神の導きを受け取って明日を歩みたいのです。

 私の信仰告白があります。

  • 神さまは私を愛しておられます。
  • 神さまは、私のことをよくご存じです。
  • 神さまは、私のために最善の人生を備えてくださっています。

 神さまは私を導き、最善の人生を歩ませてくださいます。私は神さまの導きを受け取ることができると信じています。聖書を読み思いめぐらす中で、導きを受け取ることができると信じて今日まで生きてきました。最善の人生を導いてくださっていると信じて今、老いを生きています。

『御言葉に生きるための提案』サイトでは、どのように導きを受けているのかを紹介しています。

 

 

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ニワゼキショウ 散歩道にて