クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 風邪が完全に回復していないので、休養をとることにする。
 朝食後、録画したビデオを見る。NHKの「こころの時代」に宮城県大船渡市の医師の山浦玄嗣さんが登場。以前も見たことがある内容だが、再放送を録画して見た。この方は気仙地方の方言で4福音書を翻訳したことで知られる。自分でギリシャ語を学び、訳された。東日本大震災をどう受けとめたか、大震災に関わる色々な話をされた。示唆に富む話に心惹かれた。
 特に「信頼」というのは、双方向の関係が必要だという話には、教えられる。信頼関係というのは、当事者双方が相手に信頼を持つときに成り立つ見解である。信仰者は神に信頼すると言うが、信仰者に対する神の信頼に応えてこそ、信頼関係が成り立つという。目から鱗の話であった。
 「永遠の命」について、「永遠」とは時間の始めと終わりがないこと。「命」とは、元気に幸せに生き生きと生きること。永遠の命とは、いつでも生き生きと生きることという解釈にも考えさせられるものがあった。それは死後のことだけではなく、今、我々が生きる命だということです。また「祈り」についても、日本人は願いごとをすることと考えるが、ユダヤ人にとって祈りとは、神に聞くことだという洞察もすぐれたものであると感じた。いい表情で話されている。


 午後、娘と孫が金沢に来た。この孫は、来ると、絵本を読むように指示をする。ギルガメシュ王の三部作の絵本があり、これを気に入っている。まだ幼いので、物語は理解できないと思うが、恐らく絵が印象的なのだと思う。