クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

朝、次のような意見メールを首相官邸に送りました。

 日本の憲法第19条では「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」と規定されています。安倍首相がどのような考えを持とうと、それは彼の自由であり、それは尊重されるべきです。しかし総理大臣という立場にある者は、その立場をわきまえることは当然のことです。しかし昨日の国会において、閣議憲法解釈を変えることを決めることができ、それを国会に提案すると発言していました。
 憲法は本来、権力を持つ者の行動の範囲を定めるものであって、権力者が自分のやりたいように変えてよいというものではありません。それなのに<最高責任者は私>と言って、自分が変えたいように変えようとする、そのこと自体に、憲法理解における問題、自分が憲法を変えることのできる立場にあるとの思い上がりを感じます。
 選挙で勝てば何でもできる、何でもやってよい、との思い上がりがはなはだしい安倍首相の発言が目立ちます。彼の独走をとめることができないとするなら、安倍内閣の閣僚の方々、官房長官、総理大臣補佐官のかたがたは、政治家としての見識を持っていないと言われても仕方がないと考えます。安倍首相を諫めてください。

文章を多少変えて、自由民主党にも意見メールを送りました。ささやかですが、声を上げたいと思っています。

首相官邸へは、以下から意見を述べることができる。
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
自由民主党へは、以下から。
https://www.jimin.jp/voice/

安倍首相の持論を紹介します。

  • 日本国憲法は、押しつけ憲法であり、自主憲法にしなければならない。
  • 日本は自分の国を守れる力を持たなければならない。
  • アメリカと同盟関係を維持するなら、集団的自衛権を持たなければならない。


オオイヌノフグリ 春を告げる雑草。教会の駐車場の隅に。


 思想の自由は侵してはなりませんから、神が彼の考えを変えるようにと祈ることはしません。首相の周囲にいる人たち、たとえば官房長官とか、閣僚、総理大臣補佐官、自民党の議員が、見識をもって諫めることができるように祈りたいと思います。同時に憲法を遵守する見識ある政治の指導者が与えられるように祈ります。