クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

先週から今週、色々なことがありました。自民党の勉強会での作家の百田尚樹氏の発言には驚きました。沖縄の新聞紙をつぶすというのは冗談だったと弁解し、さらに次のように語ったようです(中日新聞6月27日)。

「例えば好きじゃない人物に『死んで欲しい』などと軽口を言うことは一般にあるはずだ」と述べたそうです。

 本当に一般にあるのだろうか。僕は耳を疑いました。冗談でも人に向かって「死んで欲しい」と人は言うのでしょうか。それとも関西の人は一種の<のり>でこんなことを言うのでしょうか。


 自民党の議員も「マスコミを懲らしめるには広告がなくなるのが一番」と話したそうです。安倍首相の日頃の態度が、議員をしてこのような発言をさせるのかと思いました。そこ思い起こす言葉があります。私が13年前、金沢に来たとき、ある方から言葉を戴きました。

飼い犬は飼い主に似る。

 牧師は、どちらかと言えば羊飼いとなりますが、警告の言葉として聞きました。教会員が善くなるのも悪くなるのも<あなた次第です>と言われたと受けとめました。自民党の中に、このことが起きているのだと感じます。


 政治家の資質の劣化を感じます。言うまでもなく、安全保障関連法案は撤回すべきです。神さまが、高慢な権力者をその座から引き降ろしてくださるように祈っています。