クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 先日Eテレ・ハートネットTVで<ユニークフェイスの戦い>を放映していました。番組の紹介に次のような文章があります。

今年の夏、あるNPO法人が解散します。その団体の名は「ユニークフェイス」。顔にアザなどの“見た目の障害”を抱える人たちの自助組織です。機能障害ではないため、障害者年金などの支援を受けられない人も多いのですが、子どもの頃からいじめにあったり、就職差別を受けたりするなど、メンバーの多くが“生きづらさ”を抱えながら生きてきました。そんな人たちが互いに悩みを共有し、差別や偏見の撤廃を社会に訴えるために、1999年に作られたのが「ユニークフェイス」でした。一時、会員は300人を超え、新聞やテレビにも盛んに取り上げられましたが、活動は次第に失速。会の設立者であり、代表を務めていた石井政之氏は解散を決断しました。

 生まれたときから顔に大きなあざがあったり、病気のために顔に紫色の大きなあざみたいなものができたりしている人たちが登場し、思いを語っていました。


 記憶を辿ると、小学生の時か中学生の時か、クラスメートの女の子に一人いたことを思い出しました。彼女がどんな思いで日々生きているかなど、その心に思いを向けることなど知らない子供であった自分を思い出します。教会学校に来ている子供たちが、思いやる心を持てるような、信仰教育ができているのだろうか、と課題を与えられました。


 最近は性的少数者の人たちの存在が知られ、少しずつ受け入れられるようになっています。生きづらさを抱える少数者の人たちが喜んで生きることができる社会が形成されることを願います。自分と違う人を受け入れる心を持つことが大切であり、隣人愛が求められます。だれもが人として尊重される権利を持っていることを認め、受け入れることのできる人になりたいです。同時に、自分と違う人と相対したとき、受け入れるか否か、自分の罪と直面することになります。人はできるだけ避けたいと思うものですが、これもまた罪です。そして罪との戦いが生じます。