クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

ペンテコステの説教

 昨日はG教会での説教奉仕でした。ペンテコステ礼拝なので使徒言行録から説教しました。ペンテコステの説教は、毎年のことで「その話聞いたことがある」と言われるような説教はしたくないので、使徒言行録2章29~36をもとに説教しました。

 私が伝えたことはただ一つ、信仰者の内に聖霊なる神さまはおられるということでした。神さまは新しい神の民を創造するためにイエス・キリストを信じる人たちの心に聖霊を送り、聖霊によって導かれる信仰生活を備えてくださったと説教しました。

 私の感覚では、自分の内に聖霊がおられることを信じている人は少ないように思います。隠退していくつかの教会で説教奉仕をしました。多くの場合、長老の方たちが礼拝の祈りをされますが、その祈りを聞いていると、「聖霊を与えてください」「聖霊を注いでください」というような祈りを多く聞きました。それで「あなたの内に聖霊がおられます」、これが今日のメッセージですと伝えました。

 聖霊が自分の内におられると実感できないから、信じられないと考えるのは間違いですと念を押しました。そもそも神さまを信じるのは、神さまの存在を実感したから信じたのですか。そうではないでしょ。神さまを信じる生活を続ける中で、やっぱり神さまはおられるなと実感するのではないですか。信じれば実感は後からついて来ます。是非、聖霊があなたの内におられることを信じてください、と語り、最後に聖句を紹介しました。

「わたしは父にお願いしよう。
父は別の弁護者を遣わして、
永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。
この方は、真理の霊である。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいる」。
(ヨハネ14:16以下)

 

「知らないのですか。あなたがたの体は、
神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです」。
(コリント一6:19) 

 

「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます」。
(使徒言行録2:38)


聖霊なる神さまは、あなたの内におられます。