昨日、ふと滅入るような気持ちになってしまいました。気持ちが疲れ、死んでもいいなと思ったりします。時々こんな気持ちになります。これも老いの現実かなと思います。信仰を持っているからといって、いつも模範的な前向きな気持ちで生きることができているわけではありません。人間は複雑です。
気分転換に妻と二人でインドカレーを食べに行きました。
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だれもがよろこんで、歳をとっているわけではない。
それはよく承知している。
老いれば、力はおとろえ、感覚はにぶり、
病気や痛みがます。
日々の出来事がおっくうになり、記憶は不確かになり、
一日はみじかく、夜が長い。
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こうなげき歌いはじめたら、きりがない。
老人は孤独なのだ。
そして、人さまの重荷になっていると思うと、こころが痛む
体つきも変わってしまい、見栄えはとうにない
これらのことを、みな認めるとしても、
わたしは、あえて反対をいおう。
老いを生きるとは、人生の4番目の季節を生きることだ
わたしたちは、その季節を一歩一歩知っていく。
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『わたしはよろこんで歳をとりたい』(イェルク・ツィンク著、p11)より
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二人の教会員の言を思い出します。
「私はいつ死んでもいいと思っています」。
「老いを生きるとは、新しい経験をすることです」。