先日聖書を読んでいて、本当にすてきな表現だと思った言葉がありました。それは「キリスト・イエスに結ばれたわたしの生き方」です。パウロの言葉です。
コリント一 4:17
テモテをそちらに遣わしたのは、このことのためです。彼は、わたしの愛する子で、主において忠実な者であり、至るところのすべての教会でわたしが教えているとおりに、キリスト・イエスに結ばれたわたしの生き方を、あなたがたに思い起こさせることでしょう。
人の生き方を表現する言葉は色々あると思います。私自身は「神第一の生き方」「神中心の生き方」を信仰者の生き方を表現する言葉として用いたことがあります。自分の生き方を表現する言葉として「神の言葉を土台にして物事を考える生き方」との表現を近年は用いてきました。
コリント一の4章を読んだとき、これはいいと思ったのが「キリストに結ばれたわたしの生き方」です。自分の生き方を「キリスト」という言葉を用いて語る、いいなあと思います。しかも「キリストに結ばれて」。これは努力の結果得たものではなく、キリスト者は恵みとして与えられているものです。
自分はキリストに結ばれた存在であると意識することができます。さらに私はキリストと共に死にキリストと共に新しい命に生きている存在であると意識することができます。
コリント二 5:17
だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。
ガラテヤ 3:26
あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。
キリストに結ばれた私は新しく創造された者であり、神の子です。だから神の子とされていることを喜び、少しでも神の子らしく歩めることを喜びとしています。「キリストに結ばれた生き方」を少しでもできたらそれを喜ぶ信仰者を目指します。
私の持論は、キリスト者は100点を目指さず、5点でも、10点でも、点を取れさえすればよい、です。キリストが十字架の死に至るまで父なる神に従順に歩まれたように、私も少しでも従順に歩むことを心がけています。
