クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

観察するということ

 私は散歩しながら花の写真を撮っています。人は雑草と呼びますが、一つ一つの花には名前があります。私は野草と呼びます。5月になると咲くニワゼキショウという花があります。ニワゼキショウは白の花とワイン色の花があります。図鑑を見ると、オオニワゼキショウという種類の花のあることが分かりました。オオニワゼキショウの花は青みがかっています。 

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ニワゼキショウ

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ニワゼキショウ

 買物から帰ってきた妻が「歩いていたら青みがかったニワゼキショウがあったわ」と言います。それで見に行ったら、オオニワゼキショウでした。両者の違いを知ったので、気をつけて見るようになりました。今日散歩していたらオオニワゼキショウに気づきました。今までだったら、見過ごしていたと思います。

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オオニワゼキショウ

 オオニワゼキショウの方が花の特徴が分かりやすいのです。花びらは6枚ありますが、実は三枚の花びらがYの字になっていて、Yの字の花びらが二組組み合わさって6枚の花びらになっています。そのことはオオニワゼキショウを見るとよく分かります。

 ささいな体験ですが、観察してよく見ることの大切さを知りました。今までは、ただ花の写真をきれいだからと撮るだけでしたけど、花のことを観察して、よく知ることは大切だと思いました。

 神さまも私たち一人一人の人間のことをよく知っておられると信じます。自分のような平凡な信仰者は神さまの目に留まらないなどと考える必要はありません。自分が神さまによく知られているなら、私も花の写真を撮るだけではなく、それぞれの花の特徴を把握することは大切だし、そうしたいと思いました。

 そして言うまでもなく、聖書を読む時にも書かれている文字を注意しながら読みます。観察眼を働かせて読みます。すると発見の喜びがあります。