クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

いつ死んでもいい(補足)

 昨日このタイトルでブログを書きました。これを読まれた方の中には、私の命はもう長くはないのでは、と受け取られる方がおられるかも知れないので、私はまだ元気であることをお伝えしたいと思いました。

 先日『死という最後の未来』(石原慎太郎、曾野綾子)を読みました。これは二人の作家が死をめぐって対談をした記録です。2020年6月発行ですから石原氏が亡くなる1年半前に発行されたことになります。

 この本の中で曽野綾子氏は、幼いときから「死」を毎日のように考えていましたと語っています。そして「死を考えなかった日など、一日たりともありません」と語っています。これを読んで、私だけではなかったことが分かりました。私も幼いときから、死をいつも考えるというか思ってきました。死の恐れを克服し、自分の死を受け入れることは幼いときから、私の人生の一つのテーマでした。死を考えることは生きることを考えることにつながっています。

 「いつ死んでもいい」と言える状態になることは私にとっては、ある意味、安心な境地というか、一つの目的地に達したような心境なのです。今は元気に過ごしています。神さまが許してくださる限り長生きしたいと願っています。

f:id:holala:20220315211155j:plain

マンサク 馬見丘陵公園