クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

あなたがたは地の塩です(続き)

 昨日のブログの最後にキリスト者は地の塩としてオーラを放つと書きました。これは少しオーバーな表現かもしれません。ロイドジョンズ牧師は、具体的な例として次のように書いています。

 「キリスト者はどんな生活領域にあっても、ありのままの姿であることによってそれを果たすのである」。それと言うのは地の塩としての働きです。そして具体的な例として次のように書きます。「一部の人々が、いくぶん下品な態度で互いに話し合っていたとする。そこへキリスト者がひとり仲間に加わると、彼の存在がただちに効果を現す。彼は一言も言わない。けれども人々はその口を慎み始める。その時彼は、すでに塩として行動しているのである」。

 キリスト者の生活領域は、家庭、仕事場がありますし、地域の集い、趣味の集い、教会の集会などの生活領域があります。自分の存在が周囲を変えていくというのです。考えさせられます。

 塩は存在するだけで何かに働きかけるために行動するということがありません。キリスト者の存在が周囲に影響を与えていくわけです。それが地の塩としての働きだと教えられます。なるほど、です。

 そこでキリスト者の存在が世の腐敗をとどめる働きをするためには、キリスト者の数が多くなければならないとジョンズ牧師は言います。塩鮭を作るためにも、ある程度の塩が必要です。塩が少なければ作りたくても作れません。教会は伝道して多くのクリスチャンを生み出すことが大切であると強調します。アーメンです。

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