天の父なる神、
イスラエル軍のガザ侵攻が心配です。
第二次世界大戦後、イスラエルはパレスチナに住んでいた人たちを追い出し、建国をしました。
現在パレスチナに住んでいた人たちは、限定された地域に住んでいます。
今回の事件はハマスがロケット弾でイスラエルを攻撃したことがきっかけです。
しかしイスラエルはガザ地域に壁を作り、往来を制限し、
パレスチナの人たちの生活を圧迫してきました。
武器で人を殺すことはしていませんが、
パレスチナの人たちの生活を追い詰めていることは確かです。
それに対してハマスはロケット弾による攻撃を行い、
イスラエルの人たちの命を奪いました。
イスラエルは報復攻撃をしています。
今や、どちらが正しい、間違っているとは言えない状況です。
イスラエルはパレスチナを追い込んだのです。
自分を第一とする両者が平和の道を探ることは不可能な袋小路にはまり込んでいます。
このままでは結局、力のある者が勝つことになるのでしょうか。
ウクライナにおいても、ソ連の侵攻が続き、戦争終結の見通しがありません。
やがて力のある大国が勝つことになるのでしょうか。
科学技術は進歩しましたが、人間の心は変わりません。
自分第一の自己中心が世界を覆っています。
状況の厳しいところでは戦争が起きます。
平和を得るには、互いに尊重し合い、譲るところは譲ることが大切です。
それができない人間の罪を思います。
神さま、憐れんでください。
あなたは、傍観されているのでしょうか。
人間は行く所まで行かないと悟らないのかもしれません。
しかし犠牲になる人たちが生まれます。
神よ、犠牲になる人がいないように、お守りください。
平和のために努力をしている人たちもいますから、
その努力を導き、用いてくださるようにお願いします。
指導者たちの心に「平和を求めよ」とささやいてください。
イエス・キリストの御名により祈ります。