仙台ラブリ聖書教会で教会見学と弟子訓練勉強会の参加してきました。沢山の恵みを受けました。今日紹介する恵みは、嫌いな食べ物を食べることができるようになった恵みです。
ラブリでの毎朝の食事には、ヨーグルトが出ます。私は嫌いなので食べません。妻がヨーグルトを食べ終わるのを見て交換します。妻は二人分食べることになりますが、私はあたかも食べ終わったかのような格好ができます。三日目に妻は
一口だけでもいいから食べてみたら
というので、口にしましたが、一口だけです。二日目は二口だけ食べました。三日目、ヨーグルトの中にイチゴジャムが入っていて、ジャムの味がヨーグルトの味に勝っていたので、食べやすく、半分食べました。
仙台に行った翌日、息子と一緒に昼食を食べました。その時息子が言うのです。
「お父さん、今神さま、僕たちを見てどんな気持ちだと思う?」
「えーっ。わかんない。神さまが自分を見て、どんな気持ちでいるかを考えるなんてしたことないよ」
と答えました。
仙台に来て何日かしての夜、テレビで映画を見ました。『花田少年史』。小学生が主人公の映画です。この映画を見て、僕は泣いてしまい、思わず口から
「神さま、頑なな私を赦してください」
という言葉が出てしまいました。子供を救うために命を投げ出す父が登場するのですが、それを見ていて、僕は、父の気持ちをほとんど考えてこなかったと思ったのです。肉の父、そして天の父。天の父はいうまでもなく創造主です。
翌日の朝食でまたヨーグルト。ブルーベリーのジャムが入っています。ジャムの味が勝っているので食べやすく感じられたので、残さず食べることができました。次の食事の時、席につくと目の前にナスがあります。結構大きなサイズのナス。隣を見ると明らかに小さいので席を移り、大きいナスの所は妻に座ってもらいます。
どうしようか。
ヨーグルトは食べれた。ナスも食べてみっか。神さまは創造主だし、このナスも神によって造られたものだし。思い切って食べました。気持ち悪く感じることもなく、食べることができました。次の日も次の日もナスが出ました。覚悟を決めて食べました。翌日の朝食は三重苦の食事でした。ナスがでるわ、ヨーグルトが出るわ、中のジャムはママレード。ママレードは嫌いなのです。でも皆食べました。
この50年間、ナスは食べてきませんでした。嫌いだから。ヨーグルトも。でも食べることができるようになりました。妻は奇跡が起きたと言いました。私も一生ナスは食べないつもりでいましたが、神さまが私を変えてくださいました。
予想しないことが起きるものです。神さまをたたえます。