クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 天気は雨。時々曇り。

 今日は、9時から入門コースの学び。年配の方が求道者。人生経験が豊富な方。心の中で祈りつつ、語り合いながら学ぶ。その後、北陸連合長老会の牧師会。最初は説教演習。

  • 釈義は説教が的を外さないために必要。大切。
  • 説教テキストの区切りを決めるのは説教者の務め。新共同訳の区切りに従うのは説教者の怠慢。
  • 説教テキスト固有のメッセージを聞くこと
  • 注解書、説教集など3〜4冊ほど読んで、説教が的を外さないようにする。
  • 説教は話し言葉だから、誰かの文章を引用するときは、引用した後自分の言葉で言い直すこと。引用文は書き言葉だから、説教でそのまま読むと違和感を生じる。

 神学書は熊野義孝の『キリスト教概論』。僕には難しい本。解説を聞くとなるほどと理解できる。日本人の宗教性を考えるとき、この本は必読の書とのこと。

『日本人はなぜ無宗教なのか』(阿満利麿)『日本の10大新宗教』(島田裕巳)『知っておきたい日本の神様』などを読んでいくと、日本人が信仰の対象としているものは実にあいまいであることがわかる。

信じるとはどういうことか、それは自明のことではなく、キリストを信じるとはどういうことか、はっきりさせないと、曖昧な信仰に陥る可能性がある。そんなことを思わされる。