クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 1996年の1月に友人に誘われて小牧者コンベンションに参加した。それ以来8年ほど毎年、コンベンションに参加した。また教会の信徒にも参加を勧めてきた。最初に参加したとき、デボーションを学んだ。これが聖書を思い巡らすだけでなく、適用を受け取り実践するという、実践的なものだった。そしてみ言葉に生きるということが具体的にわかったし、み言葉に生きる素晴らしさと平安を恵みとして受け取った。生きて働かれる神を経験した。


 そして御言葉を実践する信徒を育てる弟子訓練へと導かれた。今も教会で、デボーションの学びや、基礎コース、弟子コースなどの学びを通してみ言葉に立つ信仰者の育成に力を注いでいる。


 この正月、衝撃の手紙を受け取った。それは同じ日本基督教団に属し、小牧者コンベンションに共に参加してきた大宮教会の疋田牧師からの手紙であった。そこには今まで小牧者コンベンションを実行してきたビュン宣教師の問題行動について記載されていた。まさかと思いながらも文面を読む中で真実なのだと思わされた。ビュン氏の行動は、1990年代の後半に始まっているので、コンベンションで学んでいるとき、すでにそれは始まっていたことになる。


 ビュン氏が日本で始めたデボーション運動、弟子訓練運動は、間違っていないと信じてきた。そしてデボーションをすること、弟子訓練をすることは間違っていないと信じる。しかし、弟子訓練をしながら自分は弟子としてはすべきではないことを平気でしている人が導いている集会、運動に関わることはできない決断をした。


 小牧者訓練会は、弟子訓練を広めながらも、自分たちの指導者の過ちをいさめることができなかった。そういう訓練会が推し進める弟子訓練には自ずと欠陥があることになる。しかし、訓練会からは何の応答もない。小牧者出版も、『幸いな人』(2月号差し替え版)でビュン氏と関係を断ったことだけを伝えるだけで、ビュン氏との関わりについてひと言も述べていない。デボーションを推進し、御言葉によって生きることを勧める雑誌の態度としては支持することができない。

このブログに随想 吉祥寺の森に詳細が報じられている。



 ニュースで現職の裁判官がセクハラで逮捕された。高速バスに乗っていて、隣席の女子大生にいかがわしいことをしたとのことである。今や、牧師がセクハラをして問題とされることは当たり前になりつつあるのか。神様の前に本当に申し訳なく思う。神の名を汚さないようにしたい。