クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

聖霊の導きを求めて(18)

 1996年1月、友人の牧師に誘われ、超教派の集会に参加しました。その集会は、「弟子訓練」を主題とした集会でした。二泊三日で、いろいろなプログラムが用意され、分科会も用意され、いろいろなテーマでの学びがなされていました。そこで私は「デボーション」という聖書の読み方に出会いました。その時「これだ!」との思いを持ちました。

 私はそれまで、聖書をどのように読んだらいいのか、よく分かりませんでした。聖書は日本語で書かれているので、誰だって聖書を読むことができます。読めばそれなりに教えられもします。聖書の読み方なんて、人から教わる必要もないし、教える必要もないのかもしれません。そして私自身は、自分なりの読み方をしていました。言うまでもなく説教のためにも聖書を読みました。説教という仕事のために聖書を読みますが、自分の信仰のためにどのように読んだらいいのか分かりませんでした。そんな時の「これだ!」です。  

 その集会が終わったあと、週一回のデボーションの学び(合計11回)に御殿場から東京に妻と一緒に通いました。妻にも身につけて欲しいと思ったからです。それ以降今日に至るまで、私も妻もデボーションを続けています。御言葉に従って歩む生活、御言葉に生きる生活を送っています。デボーションのためのテキストとなる本は『聖霊とともに生きる』で、何度も読みました。

 このディボーションの学び、デボーションの実践により、わたしは聖霊と共に歩む信仰生活を身につけることができたことを感謝しています。

  この超教派の集会には毎年出席しましたが、主催団体の指導者の韓国人牧師が不祥事を起こしたため、この集会は開催されなくなりました。指導者が問題行動を起こしたため、指導者が教えた弟子訓練に対する批判が生まれたことは残念に思いました。弟子訓練とは言い換えると信仰者を育成することであって、現代の教会が必要としていることと私は考えているので、本当に残念に思いました。

 

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アガバンサス 散歩道にて

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アガバンサス