クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ


↑アオイスミレ 春に先駆けて咲くスミレ。夕日寺。


 昨日から、一泊で北陸神学会。今回のテーマは出エジプト記3章1〜15節をヘブル語で読むこと。旧約の大事な聖書の箇所をヘブル語で読んでみたくなった。神学校で学んだのだから、聖書を謙遜に手間暇かけて読むことが大切だと思った。


 言語のシステムは、言語によって違う。面白いと思う。「私の民」をヘブル語でどう表現するかというと、民というヘブル語の名詞「民」の語尾に人称に応じた変化を与える。ヘブル語で「民」は AM 。私の民は AMI 。英語なら my nation 。ヘブル語は名詞の語尾に変化を与える。英語は、名詞の前に人間の代名詞を置く。「あなたに」は英語では to you 。ヘブル語では、to を意味する前置詞に、人称変化の語尾がつく。どうして言語システムの違いが生じたのか、興味深い。


僕が一番実践したいというか、実現するとよいと願う聖書の言葉はこれ。

キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです(エフェソ4:16)。

 僕にとって教会とは何かを一番よく語っているみ言葉に思える。このみ言葉を実践したい。実現させたい。どの教会もこの御言葉のような教会が荒削りながらできていると思う。でももっと愛の絆で結ばれ、自ら愛によって造り上げられる教会を見てみたい。何もしないで待っていてもできるものではない。