クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 朝目覚めて、ちょっとだるかったので、体を休めることにした。先週は、日曜から火曜まで葬儀で体を休める時がなかった。そこで土曜に買った本を読むことにした。『お姫さまとゴブリンの物語』 (ジョージ・マクドナルド著)。

 何でこの本を読むようになったのかというと、『終末を生きる神の民』(後藤敏夫著)を読んでいたからである。この著者は、終末の事柄を

究極的には神秘に属することです。限界のある人間の言語で説明できることではありません。ですから、教理的に明確に整理できることではなく、信仰と希望において、見えないものを見えるようにして語るしかできないことだと、私には思われます。そういう意味で、私は、このような聖書的な希望を、神学書を通してというよりは、むしろたとえばジョージ・マクドナルドのファンタジーにちりばめられているイメージのようなものによって、より鮮やかに呼び起こされました。

 これを読んで、土曜日、一冊の本を買った。それが上記の本。岩波少年文庫所収。見えないものを信じることが一つのテーマになっている。自分も見えない者を見るかのようにして生きる信仰というのは大切だし、すばらしいものだと思っている。そして信仰に生きている。