クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 先日、新聞の一面の見出しを見て驚いた。


298人乗り旅客機撃墜

イスラエルガザ侵攻


旧約聖書

「目には目を、歯には歯を」

という教えがある。これは復讐に関わる戒めです。
倍返しという言葉が流行しましたが、復讐というのは、やられたという恨みを晴らそうとしますから、相手から受けた攻撃の何倍もの反撃をしたくなります。聖書はそれを戒めます。そうしないと憎しみの連鎖も生まれます。でもイスラエルの攻撃を見ていると、倍返しどころか10倍返しを行っているように見えます。軍事力ではイスラエルが圧倒しています。犠牲者の数を比較すればパレスチナの犠牲が圧倒的に多いです。弱い者いじめをしているように見えます。なぜ和解の道を求めないのでしょうか。


1995年、イスラエルのラビン首相が暗殺されました。彼はパレスチナとの平和を求めました。和平、和解を求めようとすると、暗殺される恐れが政治家にはあります。恐れに負けてはいけないと思います。政治家の覚悟。


個人が人を殺せば殺人の罪を問われますが、国家が人を殺すとき、それは正当化されます。おかしな話しだと思います。神の民であったイスラエル