主イエスは十字架に向かい、ご自分の死に向かって歩まれました。十字架の死、それは残酷な死です。見せしめの死です。その死を自ら死ぬことを選ばれました。そして十字架の上で、「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と祈り、亡くなられました。死の恐怖、それは神に見捨てられる恐怖です。神を知らない時、私は世界から自分が見捨てられるように感じました。聖書を読むと、それは神に見捨てられる恐怖であることが分かります。
主イエスは十字架刑という残酷な死に向かって歩み、神に見捨てられる死を死なれました。主イエス自身、神に見捨てられる恐怖を感じて亡くなられたのです。それは、私たち罪人を救うためでした。私も主の死によって救われました。主イエスは神に見捨てられる死を経験されましたが、三日目に復活をなさいました。神に見捨てられたままで終わることはありませんでした。神に見捨てられる死の向こうで復活が待っていたのでした。主イエスは、私たちが出会う試練をすべて味わわれました。死の恐怖も味わい、その恐れを突き抜けて死に勝利し、復活されました。主イエスは私よりも一歩先を歩まれました。死の向こうで復活の主が私を迎えてくださいます。
↑金沢元町教会の玄関
今日は青空が見えて、車に乗る時、コートは要らないような暖かさを感じました。春の近いことを知りました。道の駅では、フキノトウが販売されたとのニュースも聞こえてきました。今年の正月で70才となり、来る３月末を以て金沢元町教会を辞任し、引退することとしました。教会の玄関に説教題を示す掲示板が設置されています。ふと掲示板と玄関の写真を撮りたくなりました。
