私が大事にしているアイデンティティーの一つに「神に属する者」があります。イエス様がファリサイ派の人たちに語った言葉があります。ヨハネ福音書8章の言葉です。
わたしは真理を語っているのに、なぜわたしを信じないのか。神に属する者は神の言葉を聞く。あなたたちが聞かないのは神に属していないからである。
私はここに自分が聖書を読む理由を見いだします。「神に属する者は神の言葉を聞く」。私はイエス・キリストを信じ、キリストのもの、神のものとなりました。神に属する者なので、このアイデンティティーに文字通り生きるために、聖書を読み、神の言葉を聞くことを大切にしています。私がデボーションをし、聖書の言葉を味わい、そこから神さまの導きを聞き取り、生活に適用する歩みをしているのは、自分のアイデンティティーに正直に生きるためです。
私はある時から、神の言葉によって物事を判断する決意をしました。人間の経験、人間の知恵、自分の考え、世の常識よりも神の言葉を優先するようにしてきました。私が神さまに属する者であることを教えてくれる聖書の言葉。
「知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民/主に養われる羊の群れ」。(詩編100編 3節)。
「わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです」(ローマ14章8節)。