クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

結婚式での思い

 昨日は名古屋まで出かけ、結婚式に参列してきました。キリスト教の結婚式です。新婦は、かつて私が牧会していた教会の教会員です。彼女は宣教に仕えたいとの思いで神学校に行きました。神学校で学び、卒業してその神学校でスタッフとして働きながら出会ったカナダ人の宣教師と結婚することになりました。

 彼女はかつて教会での学びで、宣教師になる可能性を内に秘めたそうです。そして「僕と結婚することは君も宣教師になるということだよ」と彼から言われ、この結婚に神の導きを感じたそうです。

 結婚式は神学校で行われました。広い部屋に会場を設営しての結婚式でした。その神学校はアメリカ人によって創設されていて、教える人にアメリカ人が少なくなく、学校は英語が普通に話されるような感じと受けとめました。結婚式には神学校の関係者が奉仕していたようです。結婚式やレセプションでは、日本語は英語に、英語は日本語に訳されました。

 人が集まるところ、そこには固有の雰囲気が醸し出されるように思います。クリスチャンの結婚式で、集まっていたほとんどがクリスチャンだったと思います。そこで私が感じた雰囲気は、信仰に生きる喜びが醸し出されている、でした。英語を話す人が多かったからかどうか分かりません。神学校関係者が多かったからかどうか分かりません。結婚式だから喜びが満ちていると言われればそれまでですが。

 私が身をおいている教会の雰囲気とは違います。人はそれぞれの場で生きるように使命を与えられていることを思いました。

 神さまが彼女をどのように導かれるのか、祈ってきた私には、娘を独立させた親のようなホットした気持ちを抱いた結婚式でした。