クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

当てにならない思い

 今日は用事があって大阪に行ってきました。近鉄奈良駅から近鉄難波まで約40分。40分で大阪に着きます。近いです。今回一番印象に残ったことは、何と沢山の人がいるのか、ということでした。もしこれらの人たちが一斉に神さまに祈ったとしたら、神さまは、すべての祈りに耳を傾けることができるのだろうか、と思いました。一瞬、むずかしいのではないかと思いました。

 聖徳太子は、10人の人が一斉に話すのを聞き分けたと言われます。混雑した人混みに何人いるのか分かりませんが、むずかしいのではないか、と一瞬思いました。このことを妻に話したら、「何言ってるの。神さまなんだから、そんなの簡単でしょ」と言わんばかりの返事でした。

 世界中には約20億人のクリスチャンがいるそうです。これは今ネットで調べました。この信仰者を神さまは顧みることができるのですから、大阪の町の沢山の人々を顧みることができるのは当然と言えば当然です。そして当然だと思いました。

 それでよく考えてみると、世界に20億人ものクリスチャンがいるとの知識があれば、今日感じた思い、疑いは生じなかったと思います。自分の無知が神さまに対する疑いを生じさせたと考えると、考えさせられるものがあります。つまり自分の「思い」というのは、案外あてにならないことを知りました。しかし人は自分の思いを絶対化してしまいがちです。危ういですね。

私に信仰を与えてくださった神さまをたたえます。
教会に通い始めても
目に見えず、その声は聞こえず、触れることもできない神を
どうして信じることができるのかと思っていた私です。
その私をあなたは信仰に導いてくださいました。
人の思いを超える導きを与えてくださる
神さまをたたえます。

 

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妻へのお土産の袋です