詩編には神をたたえる言葉が多いです。
主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。
山々が生まれる前から
大地が、人の世が、生み出される前から
世々とこしえに、あなたは神。
(詩編90)
主よ、わたしたちの主よ
あなたの御名は、いかに力強く
全地に満ちていることでしょう。
(詩編8)
キリストは、わたしたちの神であり父である方の御心に従い、
この悪の世からわたしたちを救い出そうとして、
御自身をわたしたちの罪のために献げてくださったのです。
わたしたちの神であり父である方に世々限りなく栄光がありますように、アーメン。
(ガラテヤ1章)
機会が与えられ、詩篇8編、詩編90編の説教をしました。その準備の中で神さまをたたえる言葉は、信仰の告白であること、神をたたえることは言い換えると、信仰告白をしていることに思いが至りました。神さまへの愛の告白と言えるかも知れません。
そして私たちが祈る時、自分の言葉で神をたたえることの大切さを知りました。自分は救いをどのように受けとめているのか、それが神さまをたたえる言葉になっていきます。救いの恵みを信仰の告白とし、神さまをたたえる、それは信仰を深め、また強めると確信します。
私がまだあなたを知らなかった頃
私の心の中にある願いをあなたはかなえてくださいました。
そのためには死んでも命が惜しくないと思えること
そのことに出会い、そのために生きていきたいと
願った願いをあなたは聞いてくださいました。
信仰を持たない者の願いをもあなたは顧みてくださいました。
私を信仰に導き、福音を宣べ伝える者にしてくださいました。
私を顧み、願いを聞いてくださったあなたは
一人一人の人間に目を留めてくださる
愛の神です。
こころからあなたをたたえます。