私はヨハネ福音書を毎日少しずつ読んでいます。最近7章を読み終えました。この7章にはイエス様の有名な言葉があります。
「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい」(7:37)。
大声でイエス様はこの言葉を話されました。今回この言葉を読んで、気がついたことがあります。この言葉はヨハネ福音書において、イエス様が多くの人々に呼びかけた言葉の一つだということ、そして多くの人に呼びかけた言葉は多くはないことに気づきました。
「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ」(8:12)。
これもイエスが大勢の人に向かって語った言葉です。次の言葉はイエス様が大声で叫ばれた言葉です。
「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなくて、わたしを遣わされた方を信じるのである。わたしを見る者は、わたしを遣わされた方を見るのである。わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た」(12:44)。
あなたも群衆の一人になって、上に掲げた言葉を、今イエス様があなたに語りかけている言葉として聞いてみてください。心の中でイエス様の声を聞いてみてください。・・・
イエスを信じない人は暗闇の中を歩みます。
心の渇き、魂の渇きを覚えます。
イエスを信じる人は、光の中を歩みます。
そして渇きはいやされます。
私たちのもつ渇きとは、神に対する渇き、
イエスの光に照らされるとき、
私たちはいのちの光を持ち、渇きが癒やされます。
「涸れた谷に鹿が水を求めるように
神よ、わたしの魂はあなたを求める。
神に、命の神に、わたしの魂は渇く」(詩編42)。