クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

新型コロナに対する覚悟

 東京、大阪、大都市で新型コロナの完成がじわじわっと広がっています。この拡大に対して、政府から明確な対処方針を聞くことができず、今後の推移に対して不安を抱く人も多いことと思います。方針がなく、事態の推移に流されるなら、なるようにしかならず、どんな結果になるのか不安です。すでに第一波で外国のすさまじい状況を私たちは目にしました。そのようなことが日本でも起こったら、と思うと、考えるだけでも恐ろしいです。

 地方では、感染者が少ないとは言え、徐々に増えてきています。奈良でもこの数日間感染者が発表されています。

 「高齢者が感染すると重症化する恐れが」という言葉を何度も聞くと、この「恐れ」が自分の心に住み込んでしまいそうです。そこで万が一感染した場合の覚悟を決めておくことは大切だと思いました。

 一昨日の礼拝でダニエル書3章の言葉が読まれました。信仰者として共感を覚えることが書かれています。バビロンの王ネブカドネツァルが金の像を造り、これを拝むように全国民に布告を出しました。三人のユダヤ人はこれを拒みました。彼らが拝んでいないという知らせが王の耳に届くと王は彼らに言います

ダニエル3:15
もしも拝まないなら、直ちに燃え盛る炉に投げ込ませる。お前たちをわたしの手から救い出す神があろうか。

すると三人のユダヤ人、シャドラク、メシャク、アベド・ネゴは言うのです。

ダニエル3:17~18
わたしたちのお仕えする神は、その燃え盛る炉や王様の手からわたしたちを救うことができますし、必ず救ってくださいます。そうでなくとも、御承知ください。わたしたちは王様の神々に仕えることも、お建てになった金の像を拝むことも、決していたしません。

 「そうでなくとも」。コロナにかかっても神の癒やしを私は信じます。たといそうでなくとも、つまり癒やされなかったとしても、その時は神の御国に召されることになります。死んでも御国に迎えられます。いつの日か、死は必ず私を訪れます。私たち信仰者の希望は神の国にあります。癒やしの希望と御国への希望。治療においていたずらに死を恐れず、不安に支配されず、希望に立ち、神の平和に生きていくつもりです。

 

 あと一つ、健康な生活をして免疫力を高める努力をすること。

 

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オシロイバナ 懐かしい花