色々な願いの中で、私の一番の願いは神さまを愛することです。神さまを愛する方法が分かるなら知りたいと思っています。しかもややこしくない方法です。人を神を愛する人に導くことができれば、多くの問題が解決します。でもそんな方法はありません。そう思っています。神を愛するようになること、これは信仰の大いなる課題だと思います。
申命記 6:4～5
聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
これは命令です。命令されて「はい、分かりました。努力します」と返事して、神さまを愛することができるようになるのでしょうか。確かに神さまはイスラエルの民をエジプトの奴隷状態から解放してくれました。イスラエルの民が神を愛すべき理由はあります。しかし命令して、それが実行されるようになるなら、事は簡単です。でもそうはなりません。
イエス様は律法の専門家から、律法の中でどの掟が最も重要でしょうか」と問われて次のように答えられました。
マタイ 22:37～38
イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい』。これが最も重要な第一の掟である」。
主を愛することが最も重要な第一の掟であるとイエス様は教えられました。この場面でイエス様は、「主（神）を愛しなさい」と命じたとは書かれていません。
ヨハネ一 5:3
神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません。
神を愛する者は、神の掟を守ります。だから私は神さまの掟を守る努力をしています。しかし掟を守れば神を愛する人になるわけではありません。問題は、どうしたら神を愛する者になるか、です。まず神の愛を知ることが必要です。
ヨハネ一 4:9
神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
私たちはキリストを信じ、キリスト者になります。私は自分が神に愛されていることを信じます。神に愛されているから、こちらも応答として神を愛するのですが、うまく応答できません。私たちのうちに罪があるからです。
もちろん、私は神さまを愛しています。だから神さまのみ心を知り、御心に従う努力をしています。それが喜びだからです。でももっと神さまを愛したいのです。それは多くの人を神さまを愛するように導きたいからです。
神さま、私をあなたを愛する人へと変えてください。
