クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

老いを生きる日々

 朝起きると血圧を計り、それから朝食の用意をします。朝食は私が用意にすることになっています。用意できれば、「できたよ~」と言って食事となります。時々、ままごとをしているような気分になります。

 年をとるとひとりで出かける時に万一ということを考えます。これは一般論ではなく、私の場合の話しです。散歩に行くときは小さなバッグに、万一のことを考え連絡先を書いた紙を入れておいたりします。自分のための買物でも途中で事故が起きたりしたらと考えて、妻と一緒に出掛けるようにしています。町を車で走るときも細い道を通って近道をするよりも広い道で時間をかけることを選びます。細い道のすれ違いって面倒です。そして面倒なことがだんだん苦になるのです。

 今日は夕方散歩しました。近くに高校があり、高校の周りを一周する道があります。グラウンドから高校生の元気な声が聞こえてきます。テニスをしています。元気だな、あんな元気はもう僕にはないなと思いながら歩いていると、今度は楽器の音が聞こえてきます。ブラスバンドの練習をしているようです。空気をたくさん吸って音を出します。若いからできるのかなと思ったりします。

 長く生きてきたとことはよい面もあります。それを感じるのは聖書を読むときです。これも私の場合の話しですが、聖書の登場人物の気持ちになって聖書を読めるようになってきたことです。今は、使徒パウロの心に興味が向かいます。パウロがキリストに出会い、いやキリストの愛に出会い、キリストの愛に生きようとしているパウロに驚きます。キリストの愛に触れるとはどういうことか教えられる思いです。

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オニタビラコ 散歩道