クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

聖書を読む生活(4)神の導きを求める

 私自身の神さまの導きを求める読み方についてもう少し具体的に紹介します。聖書はそれぞれの聖書日課に従って読めばよいと思います。

1.前提となる信仰

  • 神さまは、私を愛している。
  • 神さまは、私のことをよくご存じである。
  • 神さまは、私に最善の人生を用意しておられる

 イエス・キリストを信じる人を神さまは愛してくださいます。どんなクリスチャンもこの前提に立つことができます。

2.聖書を読むポイント

 二つのことを知ることを心がけています。

  • 神はいかなる方かを知る。
  • 神がキリスト者に求める生き方を知る。

 聖書箇所によっては、この二つに対する答えがあるとは限りません。無理矢理に答えを求めようとする必要はありません。聖霊の導きを祈り求めて読みます。「聖霊なる神さま、導いてください。教えてください」と祈ればよいと思います。

3.神はいかなる方か

 私たちは神さまを信じます。神さまがいかなる方かを知ることは大切です。聖書の告げる信仰は神さまとの交わりなので神さまのことを知ることは大切です。

 聖書には、色んな場面があり、それぞれの場面において、神さまの行動、神さまの語る言葉は違います。それによって神さまがどんな方かを具体的に知ることができます。父なる神さま、子なる神である主イエス、聖霊なる神についていかなる方かを聖書から知ります。

4.神が私たちに求める生き方

 神さまが私たちに求める生き方には種類があります。

  • 命令。~しなさい、~してはいけない。

 私たちが聖書を読むとき、盲点があります。気がつきにくいのです。それは次のものです。

  • 神の「約束」。

 神さまは何を私たちに約束しているのか。信仰者は神さまの約束を信じて生きます。

  • 信仰者の「模範」的な生き方を登場する人物から学ぶ。
  • 「罪」を知る。何が罪なのか、聖書から知ります。自分に当てはまるなら悔い改めます。

 この三つ(約束、模範、罪)は漠然と聖書を読む限り、なかなか読み取ることができないと思います。どの聖書箇所にもこれらのことがすべて書かれているとは限りません。読み取ることができるのを読み取ります。

 できたらノートにメモをするとよいと思います。後からノートを読み返すと自分が聖書をどのように読んでいるのかが分かります。よい思い出になります。証しのノートにもなります。

クレマティス 馬見丘陵公園