クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

信仰者にとっての讃美歌

 昨日の夜は奈良高畑教会の祈祷会に出席しました。といっても毎週出席しています。昨日は4人の方がそれぞれ讃美歌を一つ選び、選んだ理由もしくはその讃美歌にまつわる話をし、参加者で共に賛美しました。

 それで4人目の方が讃美歌を指定した時、選ばれた4つの讃美歌にある共通点に気がつきました。讃美歌はだいたい3番もしくは4番まであります。今回気づいたのは、それぞれの讃美歌の最後の歌詞の共通点です。

最初に選ばれたのは讃美歌321番です。

いまわの息 かすかに
のこるときも あいをば
まさせたまえ 主を愛する
あいをば あいをば

次は讃美歌500番。

あたいなき わが身をも
なみだなく死もあらぬ
とこしえのみくにへと
きみはしも入れたまわん

みたまよ みたまよ
わがたまぞあこがるる
すがりまつる 手をばとりて
主にみちびきたまえかし

次は290番

はせばをはしり わざを終えて
さかえの国に かえるその日
いのちのかむり さずけらるる
悩みし子らは 幸なるかな

最後は391番

この世のわざ おわりて
あまつ国に かえらば
主よ、みまえに 仕えまつらん
ときわに

 4つの讃美歌共に、信仰者の希望を歌っていることに気づきました。老人となり、自分の死が遠くないことを知る者には、讃美歌は励ましにもなり慰めにもなることをあらためて思いました。

 そして最後に久しぶりに祈祷会に参加した人に牧師が促して讃美歌を選んでもらったのが300番。

やまべに向かいてわれ 目をあぐ
助けはいずかたより きたるか
あめつちのみかみより
たすけぞ われにきたる

み神はわざわいをも さけしめ
疲れしたましいをも やすます
いずるおり いるおりも
たえせず なれを守らん

讃美歌って信仰者の心の支えになることを
あらためて思いました。

アザミ 教会の近所で