この週末、有名人の訃報が続きました。三遊亭円楽さん(落語家)、アントニオ猪木さん(プロレスラー)、武村正義さん(政治家)。私が出席している教会では、教会員の逝去が週報で報告されていました。
老いるとこういう情報はいやでも自分も終わりの時を迎えることを思わされます。人は自分の死を受け入れる思いに導かれるのかもしれません。
最近私は大きな声で讃美歌を歌うようにしています。何曲も歌います。当たり前ですが歌詞に目が向きます。老いてきて初めて気がついたことがあります。老いた信仰者の心境を歌う歌詞が多いことに気づきました。神の国を待ち望む歌詞が多く、老いた者には励まし、慰めになります。自分の死と神の国を思うとき、聖書の言葉よりも讃美歌の言葉の方が心に響きます。
私は讃美歌のCDをパソコンに取り入れ、パソコンで讃美歌を聞きます。聞きながら一緒に讃美歌を歌います。一昨日歌った讃美歌にこんな歌詞がありました。
讃美歌288番「たえなるみちしるべの」の5番の歌詞
とこよのあさにさむる そのとき
しばしの別れをだに なげきし
あいするもののえがお
みくににわれをむかえん
讃美歌48番「しずけきゆべの」の5番の歌詞
かみよ、この世の 旅路おわらば
わがふるさとに いこわせたまえ
このような讃美歌を歌えることは感謝です。