クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

礼拝説教奉仕

 4月から無牧の教会の礼拝説教奉仕が始まることになりました。無牧とは、教会を牧会する牧師がいない状態を指します。礼拝を守り続けるために説教奉仕をする人が必要です。そこで隠退した牧師の奉仕が求められることになります。過去二年間、無牧の教会の礼拝説教奉仕をしました。

 地方の小さな教会ですと牧師の生活を支えることが困難な場合があります。教会では牧師の働きに対する謝礼を謝儀と呼びます。給与、給料ではありません。牧師は教会に雇われているわけではなく、神さまから遣わされているからです。教会では牧師の奉仕に感謝を表すという意味で謝儀を牧師に差し上げ、牧師の生活を支えます。小さな教会ですと、十分な謝儀をさし出すことができず、無牧の状態になることがあります。

 教会員が高齢化し、さらに教会員が減少し牧師を支えることができなくなる教会が生まれつつあります。教会の存続が危ぶまれる事態が生まれています。伝道の困難もまた事実であり、教会の将来が危惧されます。

 福音宣教は神さまの御業なので、いたずらに悲観せず、福音を宣べ伝え続けることが大切です。自分にできることとして、無牧の教会の礼拝説教奉仕をできることを感謝しています。

 教会に連なる人たちは、牧師がいないことをさびしく思うのではないかと思います。だから福音を説教し、教会員の皆さんを励ますことが私に与えられた使命と受けとめ、祈りつつ、聖霊の導きを求めつつ、説教奉仕をする予定です。

テモテ二 4:1~2
神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。

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