ローマ 6:4
わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
この聖句を思い巡らしています。そして自分がキリストと共に死に、キリストが死者の中から復活したように私も新しい命に生きるようになったことを振り返りました。キリストに結ばれ、どのような自分が死に、どのような自分が新しく生きるようになったのか、振り返りました。
一番大きなことは、人間の知恵、人間の常識、人間的な考えによって生きる私が死んで、御言葉によって生きる新しい私になったことが思い出されます。御言葉によって生きる人間の誕生し、御言葉によって生きる人間としてわたしは今生きています。
この世に生きる多くの人たちは、自分の考え、自分の思いで生きています。人生の中で身につけた知恵、経験、考え方によって多くの人が生きています。かつての私もそうでした。しかし私は物事を考えるとき、聖書を土台にして考えるようになりました。これは私の人生にとって大きな変化でした。今も聖書を日々読み、思い巡らしています。
人生観という言葉があります。人間の人生は死をもって終わると人は考えると思います。生きている間にどのような人生を送るのかが課題となります。私は、人生は神の国を目指す旅と考えます。人生には色んな事が起きますが、神の国を目指す者としてどのように対処し生きるか、と考えます。何かが起きて落胆をするということは少なくなりました。神はどのように導いてくださるのか、との期待があります。
聖書は信仰に基づく価値観があります。神を敬い、愛することを大切にし、自分を誇ることより、謙遜になることを教えています。自分が罪赦された者であることを自覚します。聖書を読むことができることを何よりも幸いなことと考えています。そんな人間に生まれ変わりました。
