最近、この讃美歌に叱られました。
この讃美歌の出だしはこうです。
むくいをのぞまで ひとにあたえよ
こは主のかしこき みむねならずや
でも報いをほしいと願うので人間です。一生懸命働いている、でも報いがない、少ない、これは残念なことです。報いを望まずに人に与える、これが主の御旨だと言われると、ははっと頭を下げるしかありません。反論はできません。心の中ではぶつくさと言葉が飛び交います。すると2番。
あさきこころもて ことをはからず
みむねのまにまに ひたすらはげめ
浅はかな心で物事を考えるな、と叱られます。そしてひたすら励むことを命じられます。
キリスト教の伝道は、思うように進んでいないように思います。高齢化し、礼拝に集う人が少なくなっています。私は無牧(牧師がいない)教会に説教奉仕に出かけます。この先教会はどうなっていくのだろうと心配になります。伝道が盛んに行われ、教会にまた多くの人が集うようになることを願い、祈ります。でも伝道が盛んに行われるようになる前に、教会はなくなるかも知れない、などと気をもんでいると、
あさきこころもて ことをはからず
みむねのまにまに ひたすらはげめ
あなたにできることは、ひたすら励むことと叱られます。でもみ旨に従い励みなさいと力づけられることも確かです。
イザヤ 55:8~9
わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり/わたしの道はあなたたちの道と異なると/主は言われる。
天が地を高く超えているように/わたしの道は、あなたたちの道を/わたしの思いは/あなたたちの思いを、高く超えている。
主なる神に信頼して、今日も歩まん。