クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

新しい年を迎えて

 私が牧師として教会に仕えていたとき、新年の礼拝では、讃美歌21の368番「新しい年を迎えて」を歌うようにしていました。日本人の作詞作曲の讃美歌です。「・・・生き方を今年はしよう」とみんなで歌うことに喜びを覚えました。

 12月31日の奈良高畑教会の週報で、1月7日の礼拝でこの曲を歌うことが予告されていました。あ、うれしいなあ、と思いましたが、それは一瞬。1月7日、私はG教会の礼拝で説教をする予定になっていることを思い出しました。残念ながら礼拝で歌うことができませんでした。

 今日youtubeで讃美歌を聞いていたとき、「ながら」で聞いていたのですが、聞こえてきた言葉が心の中にスーッと入ってきました。

御言葉に はげまされつつ
欠け多き 土の器を
主の前に すべて捧げて
御恵みが あふれるような
生き方を 今年はしよう

「御言葉に はげまされつつ」。私の生活にとって聖書を読み思いめぐらすことは欠かすことができません。そうだ、その通りだ、と心が反応しました。
「欠け多き 土の器を」。その通り、自分は欠け多き存在だ。
「御恵みが あふれるような」。自分は神の恵み、救いの恵みによって生かされている、恵みに生かされている喜びがあふれるような生き方、いいなあ。
「生き方を 今年はしよう」。そうだ、そうしよう。
心がさわやかになりました。

過ぎ去った 日々の悲しみ
さまざまな うれいはすべて
キリストの み手にゆだねて
御恵みが あふれるような
生き方を 今年はしよう

 ウクライナ・ガザの現実、令和6年能登半島地震の被災者の現実、この現実がもたらすうれいをキリストのみ手にゆだねる、これはどうしたらいいのだろうか、と思案します。確かなことは憎しみを克服する平和の到来、被災者に生きる希望が与えられるように祈り続けること。今年も祈ろう。

地面すれすれに咲くタンポポ 散歩道