今日、ふと神さまは聖なる方であることを思いめぐらし始めた。そしたら聖なる方ってどういうこと？という疑問が湧き、答えが出せませんでした。続いて、そういえば奈良高畑教会の礼拝で最初に歌う讃美歌は『聖なるかな』であることを思い出しました。
聖なるかな せいなるかな
せいなるかな 主なるかみ
むかしいまし いまいまし
とわにいます 主をたたえん
そしてとんでもないことに気づきました。私は讃美歌を歌っていました。しかし神さまをたたえてはいなかったのです。歌を歌っていただけなのです。讃美歌546番を歌いながら、
神さま聖なる方であることを少しも考えず、思いめぐらさず、
主なる神であることも心の中で思い浮かべず、
ただ言葉だけを口ずさんでいただけなのでした。
讃美歌を「歌っていただけ」なのでした。
私のために弁明をするなら、多くの讃美歌は、その歌詞を味わいながら神さまを賛美しています。しかしこの『聖なるかな』はただ歌っていただけなのでした。神さまに悔い改めの祈りをしました。
手もとにある聖書辞典とか、神学書を開いてみましたが、直接的に「聖なる方」がどのようなことを意味しているのか書かれていません。そして聖書ソフトを使って検索したら、「わたしが聖なる者であるように、あなたがたも聖なる者となりなさい」との言葉が旧約聖書で何回も繰り返されているのに気づきました。
少なくとも来年の3月までは、礼拝でこの『聖なるかな』を歌いますので、この歌詞を味わいながら賛美できるようにしたいと思いました。まず来週は「聖なる方ってどんな方のことをいうのだろうか」との疑問を自分に投げかけながら賛美したいと思いました。聖書ソフトを利用して「聖」という字を含む聖句をすべて抜き出してファイルにしました。これらの聖句に目を通すことで、「聖なる方」を自分なりに明らかにしたいと思いました。
