クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

ネガティブ・ケイパビリティ(2)

天の父よ
新年の最初にネガティブ・ケイパビリティという言葉を知りました。
「答えの出ない事態に耐える力」と学びました。
ウクライナ、ガザの戦争事態の解決を求めて祈り続けていますが、事態は少しも解決に向かっているようには見えません。
祈っているのに、あなたは何をされているのかと思い、祈ることのむなしさを覚えたりします。
でもこの時、自分の思いを優先して物事を見ていることを思います。
自分の祈りが世界を変えるわけではありません。
あなたは何をしているのか、それは分かりません。
まさに「答えの出ない事態」です。
だから、浅はかに結論を出すのではなく、祈り続けることの大切さを教えられました。
世界の現実がどうであろうと、なおあなたは生きて働かれる神、世界を救い、導く神であると信頼します。

天の父よ、もう一つあります。
この国における教会の将来です。
今私は無牧の教会の礼拝に説教奉仕をしています。
教会員が少しずつ減少し、いつの日か、教会は閉鎖する事態になりそうです。
他方、人は皆救いを必要としています。
それゆえ、多くの人が教会に集い、救われ、
どの教会においても礼拝が生き生きと献げられることを願います。
でも事態は急に変化しません。
教会に来る人は少ないです。
このままで教会はどうなるのかと不安を覚えます。
どうしたらいいのか、
まさに「答えの出ない事態」です。
それでもなおあなたは教会を顧みておられると信じて、
祈り続けます。
導いてください。
主の御名により祈ります。

梅 馬見丘陵公園(2023)