クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

先日、名古屋で教区総会がありました。二日間にわたる教会会議です。それが終わって、幼友達に会いました。小学、中学は同じ学校に通い、近所に住んでいて、一緒によく遊びました。高校生になってからは、蝶の採集のために山にも一緒に出かけました。一昨年にも教区総会の後に会いました。

朋あり、遠方より来たる。また楽しからずや

これは孔子の言葉ですが、実感しました。

↑名古屋のテレビ塔

彼は就職で名古屋に行きました。ある時、東京出張ということで僕の家に泊まることになりました。最寄りの駅を降りて、歩きながら家に向かっているとき、僕の口から言葉が出ました。

「牧師になってみたい、そんな憧れがあるんだよね。
人と関わる働きだから、僕には向いていないと思っている」。

それからしばらくして夜間の神学校に通うこととなりました。聖書をもっと知りたいという思いでした。牧師になるという召命を受けたわけではありません。でも四年して卒業するときは、牧師になることが当たり前という思いに導かれ、卒業して三重県の鳥羽教会に赴任しました。あの時、口にした言葉が、現実になりました。

あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。
(フィリピ2:13 口語訳)