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　金沢元町教会の水曜日の集会、祈祷会では、聖書の学びに多くの時間を割きます。定められた箇所を共に輪読し、数分、各自で聖書を読み思いめぐらします。その後、めいめい感じたことや疑問に思ったことなどを語り、話し合います。

　マタイ福音書の主の祈りの部分を4週にわたって読み続けました。この箇所には、赦しが語られていて、赦しをめぐって活発な話し合いが行われ、とても興味深い集会となりました。わたしの役割は、交通整理をし、話が逸れないようにすることと要所要所で問いかけをすることで、できるだけ私から教えることはしないようにしています。参加者の話し合いの中で、内容が深められ、参加者自ら学び取ることを願っています。参加者から出た疑問は、別の参加者に答えてもらうようにして、できるだけ参加者中心の会となるようにしています。午前の祈祷会は女性が中心、夜の祈祷会は男性が中心です。聖書を読む姿勢が整えられてきたようで、私はうれしく思っています。話し合いが終わったら、２人ずつに分かれて祈ります。

　牧師が聖書の解説をして質疑応答をする聖書の学びから、参加者中心の聖書の学びとなるまで時間はかかりましたが、参加者が喜んで聖書を読むようになり、互いの話が刺激となり励まし合い、慰め合う時となり、感謝です。

↑高尾山から見た医王山。久しぶりに登山。