クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 今日は大阪まで出かけました香柏会(こうはくかい)に出席するためでした。これは日本基督教団大阪教区に所属している隠退教師の集いです。開会礼拝、昼食、近況報告、教区の近況報告のプログラムでした。近況報告は、ある意味で分かち合いの時でした。それぞれがどんな状況にいるのかを報告し合いました。


 一番心に残ったのは、妻を天に送り、ひとりで生活しておられる高齢の先生がたのことです。80代、90代でなお自立して生活しておられます。ある先生は、「私は今、独居老人です」とおっしゃられました。隠退された先生方がどんな歩みをしておられるのか、具体的に聞くことはあまりなかったので、興味深く伺いました。隠退はされましたが、それぞれの仕方で、神さまにお仕えしておられる様子も聞くことができました。


 私は70歳を過ぎました。やり残していると思うことは少ないと思います。牧師としての働きを精一杯してきたので、悔いはありませんし、神さまに用いられたことを感謝しています。したいことはありますが、しなければならないわけではなく、することができれば恵みとして感謝したいと思っています。


 今は、一日一日を悔いのないように、感謝して過ごすことが課題です。どうすればいいのかと考えますが、日々聖書を読み、デボーションをし、神さまとの交わりに生きることができれば、それで十分と思います。なお伝道者として福音を伝える働きができれば、それは幸いな恵みであり、喜びです。今日の香柏会で私は「ルターとカルヴァンアウグスティヌスの本を読みたいと願っています」と話しました。歴史に名を残す人たちの書いたものを読み、信仰者として生きる幸いを味わいたいと思っています。そしてもっと喜んでいきたいです。「喜びなさい」。これは神さまの命令です。


奈良駅から自宅まで歩いて帰りました。秋の風情を楽しみながら。