クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

クリスチャンの成長(34)罪から解放されて生きる-7

 自分が罪を犯したことを知った時、私たちはどうしたらいいのでしょうか。私たちの取る態度は3種類あるように思います。

  1. 気にしない。他の人だって同じことをしているといって、気にしない。問題にしない。
  2. 後悔し悔やむ。自分を責める。なぜあんなことをしてしまったのだろう。こうすればあんなことをしないですんだのに、と後悔し悔やむ。自分がああしとけばこんなことにはならなかったと自分を責める。いずれもよくあることだと思います。
  3. 悔い改める。神に赦しを求める。赦しを得て心は安らぎます。神の助けを得て罪を繰り返さないように努力します。

コリント二 7:10
神の御心に適った悲しみは、取り消されることのない救いに通じる悔い改めを生じさせ、世の悲しみは死をもたらします。

 世の悲しみとは、後悔、悔やむ、自分を責めることです。これにはまったら出口がありません。いつまでも後悔し続け自分を責め続けます。あるいは忘れようとしますが、何かあると思い出します。解決はありません。

 神の御心にかなった悲しみとは、罪を悔い改めることです。神の前に罪を告白し赦しを求めていくことです。これは救いに通じ、人を立ち直らせることができます。この悔い改めは聖霊に導かれ悔い改めることがあり、自分の理性で、罪を犯したことを知り悔い改めることもあります。

 イエス・キリストが私たちの罪の償いのために十字架で死んでくださいました。どのような罪でも悔い改めるならば、赦しを得ることができます。赦しを得ることができないほどの大きな罪というものはありません。イエス様は自分を十字架につけた者たちを「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」と祈られました。救い主を殺す罪も赦しを求めれば赦されるのです。

 悔い改めで大事なことは、二度と同じ罪を繰り返さないことを心から願うことです。実際には繰り返すことがあるかもしれませんが、繰り返さなくなることを目指すことが大切です。

 赤ちゃんは両足で立つと、歩き始めます。最初は二三歩歩くとすぐ倒れます。でもそのうちに倒れることなく歩くことができるようになります。私たちも同じ罪を繰り返すことはなくなります。

 末っ子の息子が中学生の時、私は彼をからかったことがあります。からかう、それは親しい間柄の現れ、と思っていました。しかし息子が傷ついた様子を見て、子どもをからかってはいけないと私は肝に銘じました。

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スイレン 馬見丘陵公園にて